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協力医療機関のご紹介【医療法人 尚歯会 的野歯科医院】


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【所在地】 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院4-6-4
TEL:092-524-1011 FAX:092-524-1012
【診療時間】 月~木  9:00~18:00(13:00~14:00は休憩)
金     9:00~19:00(13:00~14:00は休憩)
土     9:00~13:00
日・祝日 休診

アビタシオン浄水の協力医療機関「医療法人 尚歯会 的野歯科医院」は、アビタシオン浄水の目の前にある歯科医院です。
同クリニックは、的野良次院長先生が、昭和52年に現在地にて開業され、以降、一貫して地域の歯科医療を担ってこられました。
今回は、清潔で洗練された居心地のよい診療室に、院長先生と的野良就先生(院長先生のご子息・非常勤)をお訪ねし、「診療方針」や「歯の健康管理に関するアドバイス」などについてお聞きしました。

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02_dr01_02.jpg私(院長先生)は、大学の一般歯科のなかの「保存科」の研究室に長くおりましたので、その領域が専門です。「保存科」は、虫歯の治療、歯内療法(虫歯が極度に進行した際に、神経をとるなどの根管治療)、および歯の周囲の歯肉と骨の病気、いわゆる歯周病治療ですね、この3つが「保存科」の領域になります。
息子(良就先生・非常勤)は、一般歯科のうち「保存科」と並ぶ研究科である「補綴科」の大学院に、現在籍を置いています。この「補綴科」は、「歯列に欠損ができた場合にどう補うのか」、具体的にはブリッジから総入れ歯、またインプラントなどを対象としています。
また、稲葉副院長先生ほか、非常勤で矯正歯科、口腔外科の専門の非常勤医(茂呂先生...矯正歯科、的野純子先生(院長先生の奥様)...口腔外科)が在籍しておりますので、4つの歯科診療科、「一般歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「口腔外科」すべて当院で診療、治療できます。
当院が、近年とくに力を入れているのが歯周病治療です。高齢社会が進行しているなか、どうしても年齢を重ねるとともに歯のまわりの骨が溶けて、歯周病にかかる方が多くなります。高齢の患者さんで、歯を抜かなければならなくなる原因は、ほとんどがこの歯周病なんです。
歯周病は歯の骨が溶けていく病気ですが、溶けてなくなった骨を元に戻すことは大変困難なことから、歯周病治療においては「骨の現状をいかに維持していくのか」をとりわけ重視しなければなりません。歯周病の原因は、歯のまわりの汚れ(プラーク)。この汚れが歯と歯茎の境目に入り込んで、中の骨を少しずつ溶かしていくんです。ですからその対策と予防は、正しい「歯磨き」※により、口中を清潔に保つことが最も大切です。したがってこの治療は、患者さんの協力がなければうまくいかないのが特徴です。また、本人の歯磨きだけでは不十分ですから、当クリニックでは、定期的に歯石をとり、汚れをとり口中をキレイにします。しかし、そのキレイな状態を日常的に維持していくのは、患者さんご本人にかかっていますので、患者さん一人ひとりに、やる気を出して取り組んでもらえるようにすることも、歯科医師としての重要な仕事だと思います。

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02_dr02_02.jpg8020(ハチマル・ニマル)運動が盛んに推進されていますが、やはり、いつまでも自分の歯で食事をしていただくためには、歯周病の克服が大切になってきます。
義歯では、噛む力も咀嚼力も劣り、また手入れも大変ですから、歯周病の進行を抑えて、歯を失うことがないよう、とくに高齢の患者さんにはアドバイスをしています。
また、すでに歯を失われた方の場合は、「義歯やインプラントなどでどう補うのか」、患者さんごとにベストな処置をご提案し、「補綴」を行っています。欠損部分を補綴すると、それを支える歯に負担がかかってダメになっていって、失われる歯が増えて、最終的には総入れ歯になってしまうという問題があります。当院は「インプラント技術」に1988年から取り組み始めて、既に17年ほどになりますが、インプラントは「歯」を直接埋め込むので、そうした問題がありません。ただし、インプラントは埋め込む骨が存在しないとできません。骨をつくる技術もあるのですが、まだ、すべてをカバーするまではいっていません。とくに上の歯の場合は、上部に空洞があり、その空洞と口の中との間に骨が充分にないと、簡単にいかない場合が多いのです。また、歯科治療には健康保険の対象でないものもあり、費用の問題もあるので、補綴に関しては、やはり患者さんお一人おひとりごとに処置を判断していくべきだと考えています。
このほか、口の中の細菌で汚れた唾液や食物を気管へ吸引してしまうことで起きる肺炎を誤嚥性肺炎といいますが、高齢の方にはこれも多いので、こうした病気を避けるためにも、歯磨きをていねいにして、口中を清潔に保つことをアドバイスしています。これは、歯周病予防にもつながります。
要介護の入居者の方は、治療が終了した際にヘルパーさんに連絡をして、迎えに来ていただくようにしています。なによりエレベーターを降りたら目の前が当院ですから、安心感を感じていただけることは大きいのではないかと思います。往診という対応方法もありますが、やはり設備の整った当院にできるだけ足を運んでいただきたいと考えております。しかし、移動が著しく困難な方や来院不能の方については、往診での対応も十分可能です。
今後、これは、ご入居の方とお話をしていかなければならないことですが、やはり定期的に診せていただくことができればと考えています。そうすることで、悪いところを早期に発見してケアをしていくことができますからね。

haburashi.jpg正しい「歯磨き」の基本
(1)まず、上の歯の外側を左から右へ、次は上の歯の内側を...といったかたちで順番を決めて磨くと、磨き残しが少なくなります。
(2)左から右へ、右から左へ磨いていく途中で、歯ブラシを持ち替える際に、飛ばして磨き忘れ部分をつくらないようにします。隅々まで磨き、奥歯などの磨き残しがないようにします。
(3)こうしたていねいな磨き方をすれば、どうしても時間がかかります。ですから洗面所ではなく、TVを見ながら磨くなどして、10分を目安に磨くようにします。
(4)歯ブラシで強い力でゴシゴシとこするのではなく(歯肉を傷つけたり、歯を削ってしまったりすることもあります)、歯ブラシの毛先を歯と歯肉の間に軽く当てて毛先を動かさないように磨きます。
(5)歯科医院で、専門の歯科衛生士に歯磨きの指導を受けることをおすすめします。

02_dr01.jpg 院長: 的野良次
歯科医師 歯学博士
略歴:
昭和38年 福岡県立九州歯科大学卒業
昭和40年 東京医科歯科大学 歯学部助手
昭和45年 東京医科歯科大学 歯学部講師
昭和46年 九州大学 歯学部助教授
昭和47年 デンマーク王立歯科大学留学(文部省在外研究員)~48年
昭和52年 的野歯科医院開業
日本歯科保存学会認定医
日本歯科保存学会会員 日本歯科理工学会会員
接着歯学会会員

副院長 稲葉健一郎
歯科医師
略歴:
平成5年  九州大学 歯学部卒業
平成5年  清水歯科医院勤務
平成9年  的野歯科医院勤務

茂呂直展
歯科医師(非常勤・矯正担当)
略歴:
平成1年  九州大学歯学部卒業
平成1年  九州大学 歯学部矯正科入局
平成6年浜野小児歯科勤務(矯正担当)
平成7年村上歯科クリニック勤務(矯正担当)
平成12年  的野歯科医院勤務
日本矯正歯科学会認定医

02_dr02.jpg 的野良就
歯科医師(非常勤)
略歴:
平成14年 九州大学歯学部卒業
平成14年 九州大学 歯学部大学院入学
日本歯科補綴学会会員
日本歯科インプラント学会会員
日本歯科理工学会会員

的野純子
歯科医師(非常勤)
略歴:
昭和38年 福岡県立九州歯科大学卒業
昭和38年 九州歯科大学歯周病学教室助手
昭和40年 九州大学 医学部口腔外科教室入局
昭和44年 東京医科歯科大学口腔外科教室入局
昭和52年 的野歯科医院勤務

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