アビタシオン浄水TOP > アビタシオン浄水通信 > 協力医療機関のご紹介【迫内科・循環器科クリニック】

新着サポート情報

協力医療機関のご紹介【迫内科・循環器科クリニック】
copy_clinic.gifclinic_img02.jpgclinic_img01.jpg
福岡市中央区薬院4丁目1番26号
薬院大通センタービル弐番館205号
診療科目 内科 循環器科
診療時間
月~金 9:00~12:00,14:00~18:00
土 9:00~12:00 休診 日・祝日

アビタシオン浄水のある薬院大通センタービル弐番館2Fクリニックゾーンに入居している「迫 内科 循環器科クリニック」。
アビタシオン浄水の協力医療機関である同クリニックは、迫良治院長先生が、平成3年に長野ビルにて開業し、このたび同ビル跡に薬院大通センタービルが完成するにあたり新装開設されました。この機に院長の長男である迫重樹先生を副院長として迎え、平成17年5月より開業されています。
院長・副院長両先生に、「医療についての基本的なお考え」や「アビタシオン浄水入居者の皆様に対する医療サポート」などについてお聞きしました。

clinic_ttl01.gif

ご専門や診療の内容、医療についての基本姿勢についてお聞かせください。
dr02.jpg院長が認定内科医、循環器専門医、産業医で、副院長が内科専門医、循環器専門医であることから、高血圧、不整脈、心不全、インターベンション(機器を使った治療)後のフォローなどを主に、また、一般内科を含めて、地域医療の最前線で一次医療に尽くすというのが当クリニックの診療内容です。
検査関係では、胸部レントゲン、心電図はもちろんのこと、心エコー、腹部エコー、ホルター心電図、エルゴメーター負荷心電図などを受診いただけます。
さらに、病診連携として当クリニックは、国立九州医療センター、浜の町病院、福岡済生会病院、福岡赤十字病院、福岡逓信病院、成人病センター、佐田病院等と連携しています。 なお、当クリニックの基本姿勢は、開業以来院内に掲げていました、以下の「基本姿勢※」に尽きるかと思います。

clinic_kihonshisei.gif
※上の基本姿勢四項目は、平成3年の開業時より迫先生が掲げていたものです。

一次医療とはどういうものなのですか
f_dr03.jpgたとえば最近の例ですが、75歳の女性がフラフラするということでおみえになりました。貧血の症状がありましたが、貧血があるということはどこからか出血しているということなので、「便を調べてみましょう」とお話しました。すると、やはり便に血液が混じっています。そこで腸の検査をおすすめして、さっそく成人病センターで検査をしたところ大腸がんが見つかりました。そこで、日赤病院に連絡をして手術の手配をし、初期の大腸がんを無事切除することができました。一次医療とは、最初に患者さんに接するということですが、フラフラする、あぁ目まいでしょうで済ませてしまうのではなくて、貧血、出血、大腸がんと原因をつきとめていき、適切な処置を行うことがたいせつです。この例では、当クリニックの病診連携が充分に機能し、患者さんが素直についてきてくださったことから、すべてがうまくいきました。
この例のように、循環器科とは直接関係ないものでも、適切な医療判断がスピーディーにできることが一次医療には求められます。そういう意味で、広く内科に精通していることが重要です。また、一方で、専門外の領域の疾病だと疑われる場合は、躊躇することなく専門医に紹介することを心がけています。

clinic_ttl02.gif

アビタシオン浄水の入居者の皆様に対する医療サポートについてお聞かせください。
f_dr01.jpg昼間は、私ども院長・副院長は基本的にここにおりますので、何かありましたら来ていただければいいと思います。「かかりつけ医」として入居者の方の健康をトータルに診ていくことが、われわれの仕事だと考えています。そういう意味でも同じビル内にあるというのは、安心も便利さも違いますね。大賀薬局もこの2 階にありますから、たとえ悪天候でも雨に濡れることなく薬まで受け取って帰れます。また、ご高齢の場合、夜間にトラブルが発生することもあろうかと思います。そんな場合は、連絡をしていただければ、学会等で留守にしていない限り電話にて助言等も可能です。当クリニックは、横の連携、とくに先ほどお話ししました病診連携が、緊密で、かつ充実しておりますから、緊急ないし重篤な際も皆様のお役に立てるかと思います。
開業からひと月たらずのうちに、すでに7~8名お連れになりましたが、見ておりますと、アビタシオンの看護・介護スタッフの方は皆さん経験を積んでいらっしゃるようで、適切な対処をなさっていますね。入居者の方のことをよくご存知なのには驚きます。

アビタシオン浄水の入居者の皆様へ健康管理のアドバイスをお願いします。
dr03.jpgまず、年に1回ミニドックを受診されることをおすすめします。福岡市が行っているミニドックには、心電図、検尿、採血の諸検査がありますが、これで大枠の健康状態がわかります。循環器関係でいえば、心電図、血圧を測ります。検尿では、腎臓関係の検査ができます。血液からは肝臓、コレステロール、糖尿病に関する検査値が出ます。これで、一次のスクリーニングとしては充分です。検査結果をもとに、ご自身でも気をつけるところが見つかるでしょうし、また、こちらに見せていただければ、「この項目はこういうことですよ、この数値は問題ありません」...などとアドバイスもしてさしあげられます。市の健康手帳には、ミニドックの結果を貼る欄があります。5年分ほど貼れますので経緯を一緒に見守ることができます。
院長は、患者さんに信頼される医療を半世紀にわたって経験し、そこで得た技術と理念を、副院長とともに皆様の健康な毎日のお役立ていただきたいと考えています。

院長・副院長プロフィール

dr_proimg.jpg院長 迫 良治
昭和6年 鹿児島県川内市生まれ

略歴:
昭和30年3月 九州大学医学部 医学科卒業
昭和31年3月 日本海員掖済会 戸畑病院 インターン終了
昭和31年4月 九州大学医学部大学院 医学研究過程入学
昭和31年4月 九州大学医学部第一内科 入局
昭和35年3月 九州大学医学部大学院 医学研究過程卒業、医学博士号取得
昭和36年4月 九州大学医学部 文部教官 助手
昭和38年9月 米国フロリダ州立大学医学部 循環器科に留学(2年間)
昭和42年5月 八幡製鉄所病院 主任医長  53年4月~ 循環器科科長
平成元年4月  八幡製鉄所病院退職
平成元年5月  厚生省医療指導官就任
平成元年12月 厚生省医療指導官退任
平成2年1月  糸島郡医師会病院勤務  同年4月~ 循環器診療部長
平成3年4月 糸島郡医師会病院退職
平成3年5月  迫内科、循環器科クリニック開業

役職:
福岡市中央区医師会 監事(平成12年4月~)
福岡市医師会 医師連盟 監事(平成16年4月~)
資格:日本内科学会 認定内科医
日本循環器学会 認定循環器専門医
日本医師会 認定産業医


f_dr_proimg.jpg副院長 迫 重樹
昭和36年 福岡市生まれ

略歴:
昭和62年3月 久留米大学医学部卒業
昭和62年4月 久留米大学医学部内科学第三講座入局
昭和62年4月 久留米大学医学部大学院 医学研究過程入学
平成 3年4月 久留米大学医学部大学院 医学研究過程卒業、医学博士号取得
平成 3年1月 国立久留米病院、循環器科勤務
平成 4年4月 福岡市医師会成人病センター、循環器科勤務
平成 5年4月 九州健康センター勤務
平成 6年4月 大分県済生会日田病院、内科勤務
平成 8年3月 国家公務員共済組合連合会千早病院 内科勤務
平成11年1月 国立病院九州医療センター、循環器科勤務
平成17年4月 国立病院機構九州医療センター退職
平成17年5月 迫内科、循環器科クリニック勤務

資格:
日本内科学会 認定内科医
日本内科学会 認定内科専門医
日本循環器学会 認定循環器専門医

このページの先頭へ

Copyright © HABITATION All rights reserved.